払えるものは自分で払う
夫の方から出ていくと言い出したことなので、夫からは生活費をいくらか負担してもらっている
家庭裁判所から婚姻費用算定表というものが出されていて、ネットで誰でも見ることができる
これは、夫と妻の収入の格差から、別居時に収入の低い方が不利にならないように、多い方がどれくらいの生活費を渡せばよいのかという、あくまでも目安で法的な効力はないのだけど・・・
婚姻費用算定表を参考に夫に請求したら、多すぎると火に油を注ぐ結果になってしまった
私が買ったものの明細を見せてと言われたけど、なんでそんなことしなきゃいけないの?
何を買ったかいちいち何で報告しなきゃいけないの?
夫が勝手に出て行ったのに、メインバンクの通帳も隠してしまって、暗証番号も変えてしまって
私が使えないように、そして私が銀行のお金の流れを見られないようにしたくせに
自分のことはひた隠しにして、私が馬鹿正直になんで買ったもの全てに口出しされなきゃいけないの?
お金のことをあれこれ言われるのは本当に嫌
あなたは何にお金を使ってるの?
そう聞きたい気持ちは飲み込んで言い返したら、何も言ってこなくなった
結局体力的にフルタイムの仕事は、事務職でも無理だった
老眼が進んでいて眼鏡でも文字を読むのがものすごく疲れる
物覚えが悪くなったり、集中力が続かないとか、30代40代の頃には想像もしなかった身体の衰えは顕著
だから夕方までのパートにして身体に無理のないようにしている
最近ようやく見直されてきたけど、一般的に60歳が定年退職で
60歳が近くなってくると、体力的にもだんだんしんどくなってくる
60歳間近の何のスキルもない専業主婦が、一体どんな仕事に就けるというのか・・・
この年になって急に自立しろだなんて、残酷なことをすると心底思った
本当にひどい、ひどいことをする
こんな人じゃなかったのに・・・
経済的に圧倒的に優位に立つ夫に悔しくて仕方なくて
携帯電話を格安スマホにして、自分で支払うようにした
電気代もアンペアを下げて、基本料金を毎月数百円下げて支払うことにした
これは我ながら目の付け所が良かったと思った
夫はテレビも室内灯も一晩中つけっ放しの人だった
やめてほしいと何度も言ったけど直さなかった
私もいろいろ我慢していたけど、夫を置いて出ていくなんて考えたこともなかった
夫婦なんだし、小さなことの積み重ねで嫌なこともあったのは仕方ないけど
30年以上も一緒に生活してきたんだからあと少し、もう少し丸くなって
老後を静かに迎えるつもりだったのに・・・
茶トラかあさんでした
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