夫と距離を置くようになって、ひとつだけ良かったことがある

今はまだ離婚していないし、この先もするかどうかはわからない

でも今は現実として別居しているし、連絡も取り合っていない

それは夫がとても攻撃的で、私にずいぶんひどい言葉を投げかけて

私は心底傷ついて、食事も喉を通らない、夜も眠れない

泣いてばかりで、神経がすり減ってしまったので

しばらくは連絡を取ることをやめてもらったのだ

数ヶ月が経ち、私は紆余曲折はあったけど

かなり精神的に落ち着いた

夫が毎日どう過ごしているのか

体調を崩していても出張に行っていても、誰かと遊びに出かけていても

私には夫の動向が全くわからない状態なのだ

不安もあったけど、それは夫が望んだ状況なので致し方ない

こんな状態でも形の上ではまだ夫婦なんだけど

こんな状態だから、私は夫の母とももう縁を切ったも同然と思っている

それが夫と距離を取ったことで一番スッキリして良かったことと言える

初めて会った30数年前から、義母の印象は非常に悪かった

大切な息子をこんな女に連れて行かれるのか
と、顔にありありと書いてあった

何年経っても何回会っても、義母との見えない壁はずっとあったように感じていた

義母は私のことは、大切な息子の伴侶だから、良く接してやっている…そんな感じだ

私が妊娠して体調を崩した時などは見舞いにも来なかった

息子を頼む、いつもそう言っていた人だった

扱いづらく、何を考えているのかよくわからず

私は今ひとつ受け入れられていないと、ずっと感じていた

盆暮の挨拶も苦痛だったが、それから解放されたことには本当に嬉しいと思っている

2度と会うことはないと思う

一人暮らしを始めてから、お酒を夜少し飲むようになった

誰に気兼ねすることもなく、好きなおつまみと一緒に飲むお酒は美味しい